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飯盛研究室夏合宿「大多喜発見中」に参加しました

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SFC研究所員として所属している、慶應義塾大学飯盛研究室の夏合宿に参加してきました。
飯盛研究室は、日本の各地の実践を通じて、プラットフォームの設計を研究しています。
詳細はこちらのリンクをご参照ください。

毎年、研究室ではお声がけ頂いた日本の各地に出向き、夏合宿を行っています。
今回は千葉県大多喜町にお伺いしました。

現在放映中のNHK大河ドラマ「真田丸」でもおなじみ、徳川四天王のひとり、本多忠勝を初代城主とする、大多喜城があります。
大多喜町はその大多喜城の城下町として栄えました。

大多喜城 #大多喜発見中 #大多喜 #城 #空 #自然

大多喜発見中 #3さん(@otaki_isagai3)が投稿した写真 –

アクセスは、品川駅前の「シナガワグース」から、直通バスが出ています。
アクアライン経由で1時間30分。本当に早いです。

千葉に向かってテイクオフ #大多喜発見中 #大多喜ではない #東京湾アクアライン

大多喜発見中 #3さん(@otaki_isagai3)が投稿した写真 –

「情報発信」が根底の合宿に

今回の研究では、大多喜町の各地に学生が出向き、地元に眠っている「地域資源」(その地域ならではのリソース、特産品や名所など)を発掘し、それを効果的に展開する施策を検討、発表するというもの。

体力も知力も使う、かなり疲れる合宿です。
私も学生時代、なかなかやられました…(苦笑)。

そして、合宿の根底のテーマとして、「情報発信」を掲げました。
いくら地元に魅力的な資源が眠っていても、それを外部へお知らせしないと、意味がありません。
今回は、スマートフォンと写真に目を付け、「大多喜発見中」という、Instagramを用いた情報発信ツールを考えました。

大多喜発見中とは

まもなく到着!! #大多喜発見中 #大多喜

大多喜発見中 #3さん(@otaki_isagai3)が投稿した写真 –

合宿用のツールも、そして合宿自体にも「大多喜発見中」と名付けました。
まさしく、大多喜の魅力を発見する合宿であり、その過程も外部へお知らせしたいと考え、この名前に。
合宿は40名ほどの学生が参加をします。
班に分かれて、それぞれ違う場所へフィールドワークを行うのですが、それぞれの班が「何を魅力として感じているのか」ということが分かるように、各班にInstagramのアカウントを配布。
随時、写真をアップしてもらうようにしました。

しかしながら、Instagramだけでは、そのサービスを利用しているユーザーにしか、写真が発信されません。
そこで、Wordpressの機能をフルに活用し、Instagramにアップされた写真が、自動的にウェブへもアップされるように連携をさせました。
InstagramはInstagramで情報を拡散させ、なおかつウェブにも写真が集められ、情報を集約(そして拡散)させるイメージです。

大多喜発見中のウェブはこちらから。

ロゴやビジュアルアイデンティティーも策定

きちんと情報発信をするためには、ウェブを観ても、Instagramを観ても、そして学生の行動を観ても、「大多喜発見中」と分かることが大切です。
大多喜発見中は、学生時代がメディアになるように設計しました。

そのためには、ロゴとカラーを決定しなければなりません。
ロゴは、「Discover Otaki」の頭文字「DO」、「合宿で行動する」の「Do」。
そして、大多喜町を走るローカル線、いすみ鉄道の「車窓」。
またウェブサイトという「窓」を象っています。
色は菜の花と桜をイメージした配色で、Instagramのイメージカラーも彷彿とさせるように、グラデーションを調整しました。

大多喜発見中のロゴ

このロゴを設定した際、「Tシャツにしたいなぁ」と、学生がぽろっと発言したのです。
同じTシャツを着ながら、大多喜町各地でフィールドワークを行う事で、「なにをしているのですか?」と地元の人に疑問を持って頂こう。
そして、そこから新しいコミュニケーションが生まれる事を期待しました。

DoTシャツ😉💓 #discover #otaki #japan #Do #大多喜 #女子旅 #おそろい #ゼミT #飯盛研究会 #大多喜発見中

大多喜発見中 #4さん(@otaki_isagai4)が投稿した写真 –

学生の頑張りもあり、全員分のTシャツを作ることが出来ました。
おかげで、学生が町を歩くだけで、情報発信となるような仕組みが出来上がりました。

今日はFW! 今日もたくさん発信中します☆ #大多喜 #大多喜発見中 #部屋メンバー #おそろいT #豪華!

大多喜発見中 #7さん(@otaki_isagai7)が投稿した写真 –

写真の障壁は皆無に近い

そして実際に合宿に入ったわけですが、本当に写真への障壁がなく、予想以上に素晴らしい写真ばかりが集まりました。
明らかにスマートフォンの付属カメラが高画質になり、より綺麗に撮れるようになった事で、写真が身近になったのでしょう。
バリエーション豊かな写真が集まりました。
ウェブは文章のライティングが重要ですが、同時に写真の重要性も、今後加速度的に増すのでしょう。

#大多喜#大多喜発見中#飯盛研#夏

大多喜発見中 #6さん(@otaki_isagai6)が投稿した写真 –

ただし、どのような写真でも良いという事ではありませんし、全て自由にしてしまうのは、よくありません。
しっかりと目的を共有し、写真撮影のルールを大方決めたことが、功を奏したのではないかと思います。

今回の合宿で感じた事

私は常に、情報発信は「誰に」「何を」「どのように」を意識しながら行うべきと考えています。
当たり前の事なのですが、しばし「どのように」ばかり検討してしまい、「誰に」「何を」を忘れてしまったり、違えてしまったりしがちです。

今回は、「大多喜町の(役場・住民)皆様」に「学生が何かしているという事実」「学生目線での地域資源」を「写真(Instagram)」で情報発信するように設計しました。
この基本的なことと、見た目のルールは遵守しつつ、実際の行動は粗方自由にすることがポイントなのではないかなぁ、と感じます。

そして、当たり前の事ですが、目標や目的は齟齬なくメンバー間で共有すること。
こうすることで、より効果的な発信を行うことが出来るのです。

今回の合宿は個人的にも大変勉強になりました。
大多喜町の皆様、役場の皆様、慶應大学総合政策学部教授の飯盛先生、そして飯盛研究室メンバーの皆さん、本当にありがとうございました。

ちなみに、この記事の写真は全て実際のInstagramから引っ張ってきました。

追記:本記事におきまして、説明足らずの部分があり、一部の読者の方に誤解を生じてしまっております。大変失礼致しました。
Instagramを利用した理由としまして、学生たちが一番身近に活用しているツールのうち、写真に特化したサービスがInstagramでした。
なおかつ、Facebook、Twitterよりもユーザー数が増加傾向にあり、ユーザー数はまだ足りませんが、今後継続的に利用するツールとして、勢いを優先させたということも、理由のひとつです。
研究の一環として、学生に「いかにして連動させるか」という点も、検討すべき点として挙げ、実際に積極的に拡散に取り組んでいました。
またSNSを利用していない方にも、広く活動の内容を知って頂きたく、アップされた写真はウェブサイト上に自動的に集約され、現在のところ、ウェブへのアクセスは想定よりもかなり多くいらっしゃいます。
また本合宿は、今回の情報発信システムが主ではなく、学生たちの提言発表が主であり、空き家対策や移住交流促進、高校連携などの多様な提言が発表されました。
あくまでも今回がスタートであり、本格的な活動はこれからです。
今後、継続的に、情報発信を含め、提言の内容を検討し、実践して参ります。

5件のコメント

  1. 町民 より:

    情報発信が主目的なのに、アクティブユーザー数がfacebook、twitterに比べ著しく少ないinstagramを、なぜ選定したのか甚だ疑問。
    実際、instagramに投稿された写真のイイね!の数を見ても、実際に情報発信としての効果があったか疑問です。(仲間内のアカウント内でイイね!しあっても意味がないはず)
    SNSを活用して情報発信するなら、facebook、twitter、instagramを連携させなければ意味がありません。(各々のサービスにデフォルトで連携機能があります。)
    また、各々のSNSのアカウントである程度のフォロー数やフレンド数がなければ情報発信(イイね!、RT、シェアも含め)も限定的になるでしょう。

  2. 町民 より:

    情報を集約されたウェブサイトを作成して情報発信とはヒト昔前の考え方みたいですね。
    多く参照されているとはおっしゃってますが、参照元のサイトはどちらでしょうか?
    また、被リンク数などそれほど多くはないようです。
    そもそも「情報発信」が根底のテーマの割には準備不足の感が否めません。
    (発信するアカウントのフォロワー数など)

    町の公のリソース(ヒト、モノ、カネ)を使うのですか、効果が求められるのは当然です。
    本来そのリソースは町民に振り向けられるモノです。
    学生たちの提言発表が主というのはそれこそ町民に対し失礼ではないでしょうか?

  3. HISASHI KIGUCHI OFFICE より:

    貴重なご意見ありがとうございます。町の方々ともご相談して遂行しております。記事にも記していますように、これからが始まりです。ご理解ください。

  4. 他の町民 より:

    SNSが全てと思っている人もいるし、ああいうのが大嫌いな人だっている。確かに連携はできていないかもしれませんが、SNSに情報を全て乗せるのがいいと思っているほうが、私は一昔前の考え方だと思います。いろいろな考えを持った人がいると思いますが、期待しています。頑張って下さい。

  5. HISASHI KIGUCHI OFFICE より:

    ご期待いただき、ありがとうございます。大学は秋学期もはじまり、いよいよ本格的な活動が始まっています。今後とも温かいご指導ご鞭撻、よろしくお願い致します。

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