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ベンチャー企業こそブランディングを

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ベンチャー企業のデスク

前回の記事で、ブランドに対する考えをお伝えしました。

今回は、「なぜベンチャー企業とブランディングなのか」という点について、お話をしたいと思います。

ベンチャー企業にブランディングは必要か

繰り返しになりますが、木口恒事務所は創業専門のブランディングデザイン事務所です。
創業とは、ベンチャー企業やスタートアップ企業、個人事業の開始、お店の開業や、NPO法人の立ち上げなど、「新しく事業をはじめる」ことと定義しています。

いうまでもなく、ベンチャー企業は歴史が浅く、ブランドは出来上がっていません。
カリスマ性のある創業者が、新しく会社を立ち上げる時などは、ニュース性もあり話題になりますが、それも一時的なものです。
ブランドとして認知されるためには、時間が必要です。

私は、ベンチャー企業、それも創業準備の段階でこそ、ブランディングをするべきだと考えています。
理由は大きく分けて2つあります。

創業する際、デザイン専門の相談窓口が少ないのでは

まず、新しく会社を立ち上げる時、「経営は相談できる体制ができているが、デザインはなかなか相談できない」という課題があります。
中小企業のサポートをしている公共団体や機関はありますが、デザインの相談窓口はまだ限られています。

これまでお手伝いしたベンチャー企業や、NPO法人を立ち上げた方からは「経営は相談できたけど、ロゴとかウェブとか相談できる相手がいないんだよね」という声をよく聞きます。
「仕方なく、自分たちでパワーポイントでロゴを作った」「ウェブサイトはフリーのソフトを使って簡単に作った」という話も、よく聞きます。
ロゴ、ウェブはその会社の顔となり、窓口となりますが、簡易的に生まれたものは、社会に堂々とアピールできるものではありません。
確かに、最初のうちはそれでも良いのかもしれませんが、徐々に組織が大きくなり、自社の従業員や、関係各所も増えた時、そのような状態で信頼関係が生まれるのかどうか疑問です。
会社が大きくなり、「あまりのカッコ悪さに慌ててロゴやウェブを準備してしまい、あまり気に入ったものができなかった」という話も聞きます。
実に勿体無いことです。

どうせ会社を作るのであれば、理念や想いがしっかりと込められたロゴやウェブを持っておくと、自信を持って企業活動を始めることができるため、スタートダッシュを切れます。
名刺やウェブサイトから、新たなコミュニケーションが生まれることもあるでしょう。

ロゴやウェブサイトを作るには、初期投資はどうしても必要です。
しかしながら、比較的低価格でデザインを請け負う会社はあります。
ぜひ一度、相談されることをお勧めします。

ベンチャー企業の方が、ブランドづくりの下地が出来やすい

創業間もない会社は、創業者の想いやビジョンが詰まったものになっています。
従業員も少なく、規模もまだ小さいため、理念やビジョンが浸透しやすいのです。
その状態で、より専門的なブランディングの観点から、ビジョンや理念をしっかりと作りこみ、それを外部に表現できる体制を整えておけば、組織が大きくなっても、想いが根付いた会社にすることができます。

「鉄は熱いうちに打て」といいますが、ブランディングについても同じことが言えます。
先述したように、組織が大きくなってから、ブランドを作ろうとすると、かなりの労力、コストが必要になってしまいます。
組織全体が熱気を帯びた状態で、ブランディングを行った方が、より強いブランドを生み出すことができます。

理念やビジョンを固め、それに則ったデザインを施し、社員全体と共有する。
あとは、日々ブレずに企業活動を行っていけば、いくら日が浅い小さな会社でも、必ず強いブランドを持った会社になると信じています。
「創業専門のブランディングデザイン」に込められた思いは、ここにあります。

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